大腸カメラ(大腸内視鏡検査)

大腸内視鏡検査日

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
検査可能時間 日・祝
8:30~12:00
14:30~18:30

第2・第4土曜のみ検査を行っております。
その他の曜日もご相談により承りますが、原則予約となります。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは

大腸カメラがんによる死亡原因の中で上位を占めている大腸がんを、早期に発見可能な唯一の検査です。肛門から挿入した内視鏡で大腸粘膜をすみずみまで直接チェックします。病原の疑いがある部分を検査中に採取できるため、確定診断も可能です。また、放置していると大腸がんになる可能性が高い前がん病変の大腸ポリープ切除も検査中に行うことができ、大腸がん予防にもつながります。

こんな不調に気付いたら大腸カメラ検査をおすすめします

  • 腹痛が起こるようになった
  • 腹部にしこりがある
  • お腹が張りやすい
  • ダイエットしていないのに急に体重が減ってきた
  • 便に血や粘液が混じる
  • よく下痢や便秘になる
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 便が以前より細い
  • 排便回数が増えた
  • 残便感があり、すっきりしない

大腸カメラでわかる病気

内視鏡検査と検査中の組織採取により、早期・進行大腸がん、大腸がんの前がん病変であるポリープ、そして腸に炎症や潰瘍を起こすさまざまな病気の確定診断が可能です。前がん病変であるポリープ切除も同時に行えますので、大腸がんの予防にもつながります。

増加し続ける大腸がん

大腸がんは食の欧米化が進んだ現在、増加し続けています。食生活だけでなく、加齢や飲酒、喫煙、運動なども大きくかかわっており、日本人のがんによる死亡率で大腸がんは現在、男性の第3位、女性は第1位を占めています。さらに、2020年には発症率や死亡率で男女とも第1位になると予測されています。大腸がんは進行してしまうと死亡する確率が高くなってしまいますが、早期発見した場合には完治が可能です。しかも、日常生活やお仕事にも大きな影響を与えずに治療できます。また、大腸がんは前がん病変であるポリープから発生することが多いため、ポリープ切除も大腸がん予防には大きく役立ちます。ただし、早期の大腸がんには自覚症状がないことがほとんどであり、一般的に行われている便潜血検査で発見することは困難です。
早期の大腸がんやポリープを発見できるのは内視鏡検査だけです。また内視鏡検査時に前がん病変であるポリープ切除も可能です。大腸内視鏡検査を定期的に受ける方が増えれば、大腸がんで亡くなってしまう方の数は減少できるのです。当院では、できるだけ多くの方に定期的な大腸内視鏡検査を受けていただくことで、地域の健康と生活の質を守るお手伝いをしたいと考えています。そのために、最新機器や洗練された手法の導入、豊富な検査経験をもとに楽に受けられる内視鏡検査を行っています。リスクの高くなる40歳を超えたら、内視鏡検査をご検討ください。

当院の無痛大腸カメラ(無痛大腸内視鏡検査)が選ばれる理由

理由1.最新鋭の内視鏡機器

精度の高い検査をスピーディに行うために、内視鏡で世界をリードしているオリンパス社製の最新鋭内視鏡システム本体(EVIS LUCERA ELITE)、最新鋭のデジタルハイビジョン内視鏡とハイビジョンモニターを導入しています。
ハイビジョンだけでなく、挿入にかかる負担を大幅に軽減するRIT(Responsive Insertion Technology:高伝達挿入部、受動湾曲、硬度可変)対応のスコープを採用しています。

NBI

小さな血管を周囲に集めるがん細胞に強く反応する特殊な光を用いた観察がNBIにより可能です。青と緑の光が、従来の通常光では判別の難しい粘膜の変化を浮かび上がらせ、容易に発見可能になっています。

 

 

 

ワイドアングル

観察可能な視野角が前方140度から30度広がり、170度になっています。大きく広がったワイドアングルで、大腸のひだの後ろに隠れた病変の観察もしっかり行うことが可能になっています。

高伝達挿入部(HFT:High Force Transmission)

内視鏡検査では術者が手元で繊細な操作を行います。最新の内視鏡スコープはその操作が先端まで伝わりやすい構造になっており、より正確で負担の少ない検査が可能です。

 

 

 

受動湾曲

大腸の壁にスコープが触れると、自然に曲がる設計になっています。そのため腸の屈曲部でもスムーズな通過が可能になり、検査の所要時間が短縮されます。また、この設計によりスコープが腸の壁を押して起こる苦痛も大幅に減少しています。

 

 

 

硬度可変

スコープの硬度を術者が手元の操作で3段階に変更できるため。その場所にきめ細かく合わせた硬度にすることが可能です。適切な硬度に変更することで、所要時間の短縮や患者様へのご負担軽減につながっています。

ハイビジョン

内視鏡スコープ先端にはハイビジョン対応CCDのカメラが搭載されており、高精細な画像による観察が可能です。これにより精緻な検査をスピーディに行うことができます。

理由2.苦痛の少ない内視鏡検査

大腸カメラ軽い静脈麻酔でウトウトした状態の無痛内視鏡検査が可能です。体格や年齢、状態、既往症などをしっかり考慮した上で、適切な注入量を決めているため、ご安心いただけます。

理由3.苦痛の少ない挿入手法

大腸内視鏡検査は、痛みや負担の少ない軸保持短縮法という手法があります。安全性が高く、患者様へのご負担も大幅に軽減できるこの手法を当院では以前から行っています。
大腸は直腸、上行結腸、下行結腸、S状結腸、横行結腸がありますが、このうちS状結腸、横行結腸は固定されていません。腸を膨らませてスコープを押し込むように挿入してしまうと、固定されていないS状結腸や横行結腸大腸が伸びて苦痛を起こします。軸保持短縮法は、内視鏡を挿入する際に空気を極力入れず、腸管を伸ばさずに細かく折りたたみながら進めていくので、苦痛を最小限に抑えることができます。
さらに、経験豊富な医師が腸の長さや体型、年齢などに合わせて、腸を伸ばさないよう軽い圧迫を加える、身体の向きを変えるなど、きめ細かく配慮しながら検査を行っています。

理由4.おなかの張りが残らない検査

大腸の粘膜をすみずみまで観察するため、これまでは空気を入れてヒダやシワを伸ばしていましたが、これによって検査後にお腹の張りを訴える方が多くいらっしゃいました。当院では吸収が速く呼気で自然に排出される炭酸ガス送気システムを使用して、お腹の張りを大幅に軽減しています。

炭酸ガス送気システム

空気を入れた場合には、吸収が遅いためお腹の張りが検査後数時間残ることがありました。当院で導入している炭酸ガス送気システムは、空気ではなく吸収の速い炭酸ガスを使用しています。炭酸ガスは空気より200倍吸収が早く、吸収した炭酸ガスは呼気で体外に排出されるためとても安全です。もともと腹腔鏡下手術の際に使用されていたシステムで、これが大腸内視鏡検査においても有効性が高いことがわかりました。さらに内視鏡検査時に行うポリープ切除時の高周波電流によって引火する心配も全くありません。

 

理由5.徹底した衛生管理による感染予防

機器万が一の感染を徹底的に防ぐため、当院では検査ごとに内視鏡を自動洗浄機で洗浄と消毒を行っています。世界的な評価の高いカイゲンファーマ社製のクリーントップWM-SⅡという内視鏡用洗浄消毒器を用いることで大腸菌O-157やピロリ菌、肝炎ウイルスなどの感染を防止しています。また、使用する強酸性電解水は環境に優しく、人間に対する安全性も高いものですから、ご安心ください。

 

 

 

リスクの高まる40歳になったら内視鏡検査を

大腸がん発症のピークは60歳代であり、リスクが上昇しはじめるのは40歳です。そこで、当院では40歳になったタイミングで内視鏡検査を受けることをおすすめしています。ただし、下記に紹介した大腸がんリスクが高い方は、それより前に内視鏡検査を受けてください。

大腸がんリスクが高い方

  • 大腸にポリープがある
  • ご家族に大腸がんになった方がいる
  • 大腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)がある
  • 大腸がん以外のがんの既往症がある
  • 食事内容に肉や油分が多い

大腸がん予防のために大腸ポリープの切除を

腹痛大腸ポリープは放置していると大腸がんの発生につながります。ポリープはがん化した後、進行がんになります。進行がんになってしまうとリンパ節や肝臓などに転移して命にかかわる可能性がありますし、大変な治療が必要になって日常生活やお仕事に大きな支障を与えることになってしまいます。
ポリープの段階で発見して切除することは、将来の大腸がん予防になります。大きさや形状によりリスクは変わりますが、10㎜以上になる前に切除することが望ましいとされています。内視鏡検査でポリープを発見した場合、その場で切除することが可能です。またすでに大腸がんになっていても内視鏡検査で早期に発見できれば内視鏡切除で完治可能です。ポリープや早期大腸がんであれば、日常生活やお仕事にほとんど影響なく、治療が可能であり、完治できるのです。

大腸カメラを受ける際のご注意

スケジュールを決める前に

大腸になにか残っていると内視鏡検査で確認できない部分ができてしまうため、検査前日から食事制限や下剤の服用といった準備を行います。また、検査でポリープ切除などが行われる可能性もあります。検査スケジュールを決める際には、こうしたことを考慮する必要があります。

検査前日

前日は、消化の悪いものを避けた食事をとってください。検査食もご用意できますので、ご相談ください。
特に海藻類、ひじき、きのこ類、果物、こんにゃくなど食物繊維が多いものは食べないようにしてください。

便秘になりやすい方は事前に適したお薬を服用する必要があるため、ご相談ください。
前日の夕食は20時までにすませ、錠剤の下剤を2錠服用します。アルコール摂取の制限は特に行っていませんが、これも20時までにしてください。

検査当日朝

2リットルの洗腸下剤を内服します。

院内での下剤服用について

下剤を服用した経験が少ない、または便秘になりやすいなど、下剤服用やご来院までの移動に不安がある方も珍しくありません。そこで当院では、検査当日朝の下剤服用を院内で安心して行っていただけるオプションをご用意しています。ベッドを用意した専用の個室でゆったりお過ごしいただけますし、ご不安がありましたらお声がけいただけたらすぐにスタッフがお話をうかがいます。読書だけでなく、テレビの視聴も可能ですし、コンセントもあります。またトイレが目の前にあり、他の方がお使いになることはありませんから、気兼ねなくお過ごしいただけます。

下剤(腸管洗浄剤)を選べます

内視鏡検査自体は楽だったけれど、下剤をたくさん飲むのがつらいという方もよくいらっしゃいます。大量に飲むこともあり、味や臭いを強く感じやすいため、当院ではモビプレップ、ピコプレップ、ビジクリアという3種の腸管洗浄剤をご用意しています。梅・スポーツドリンク風など味にも違いがありますし、水分の総摂取量、前日の食事制限にも違いがあります。また、錠剤服用のタイプの場合には、同時に水やお茶を飲んでいただくことになります。ご不安がありましたら、なんでも遠慮なくご相談ください。

検査の流れ

Step1当日

朝、ご自宅で1~2リットルの下剤を1~2時間ほどかけて飲んでいただきます。ご希望があれば院内での服用も可能です。
服用後、30分~1時間で便意がはじまり、5~6回ほどトイレに行くと落ち着いてきます。

Step2ご来院

予約時間の少し前に受付にいらしてください。

Step3着替え

男女別の更衣室で検査着に着替えていただきます。更衣室はお1人でご利用いただいています。

Step4検査

大腸カメラ検査時間の所要時間は、20分が目安になります。 胃と大腸も同時内視鏡検査でも30分程度で検査が終了します。

Step5休憩

検査終了後はリカバリールームで少しお休みいただきます。
1時間ほどしたらスタッフがお声がけし、更衣室で着替えていただきます。

Step6ご説明

診断検査時の画像をご覧いただきながら医師から結果の説明を受けます。なお、ご希望があれば検査画像をプリントアウトしてお渡ししています。

Step7お会計

受付でお会計をすませたら、ご帰宅となります。

検査費用について

※目安の金額です。また、別途消費税がかかります。

1割負担 3割負担
大腸カメラ(大腸内視鏡検査) 約2,000円 約5,000円
大腸カメラ+ポリープ切除(1部位) 約9,000円 約24,000円
大腸カメラ+ポリープ切除(2部位) 約10,000円 約27,000円
大腸カメラ+ポリープ切除(3部位) 約11,000円 約30,000円